古墳時代の暮らし・特徴 大和政権による国土の統一・統一国家への歩み 飛鳥時代までの外交
弥生時代までは各地で有力だった豪族が自分の地域を治めているだけでした。それが気象変動などが原因で国が大いに乱れ、その乱れを治めるために各地の豪族が手を結ぶようになりました。そうして大きくなった各地の豪族による連合体がさらに他の連合体と協力したり、武力によって支配したりすることで、次第に一つの大きな集団となり、最終的には大王(おおきみ)を中心とした一つの国になっていきます。古墳は大王や各地の権力者を祀るための墓であり、日本という一つの国家が生まれ始めた時代の状況を今に伝える貴重な遺跡です。そのため、この時代は古墳時代と呼ばれます。