京都一覧

古都京都の文化財 日本の世界遺産

京都は世界遺産リストに「古都京都の文化財」という名前で登録されています。古都京都の文化財の遺産価値は「17件の構成資産(賀茂別雷神社(賀茂神社)、賀茂御祖神社(下鴨神社)、教王護国寺(東寺)、清水寺、延暦寺(比叡山延暦寺)、醍醐寺、仁和寺、平等院、宇治上神社、高山寺、西芳寺(苔寺)、天龍寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、龍安寺、本願寺(西本願寺)、 二条城)が日本文化の歴史をよく伝えていること」です。京都には794年平安京遷都から1867年大政奉還までの1000年以上もの間、日本の首都であり続けたという歴史があります。日本では時代の変遷に伴い様々な文化が生まれてきましたが、首都である京都はその文化の創出・発展に大きな役割を果たしてきました。それを示すように京都には各文化の特徴を反映した木造建築、宗教建築、庭園などが数多く存在します。これらの建造物はその歴史と発展過程をよく表しています。また日本の建造物は壊れやすい木造建築が主体ですが、その保存状態の良さも高く評価されています。建造物自体は天災や戦乱などにより焼失してしまったものもありますが、伽藍配置などは当時の様子を再現して復興してあり、各時代における建築様式や庭園様式といった日本文化の特徴を現代によく伝えています。