弥生時代 名前の由来、北海道と沖縄の文化、埋葬方法、遺跡
縄文時代は、縄をころがしたような「文様(模様)」の入った土器が見つかったので縄文時代と名づけられましたが、弥生時代という名前は、1884年に1個の壺(土器)が見つかった地名が由来となっています。すなわち壺は、当時の東京府本郷区向ヶ丘弥生町(現在は東京都文京区弥生)にある貝塚で発見されましたが、それまで知られていた縄文時代の土器とは異なる特徴を持った土器だったために、発見場所にちなんで「弥生土器」と名付けられました。よって、この壺の発見までは縄文時代と弥生時代という時代の区分はありませんでした。