飛鳥時代一覧

飛鳥時代とはどんな時代?いつからいつまで?始まりは?都の場所は?

飛鳥時代とは、飛鳥に宮都が置かれていた592~710年までの期間のことです。飛鳥というのは現在の奈良県高市郡(たかいちぐん)明日香村(あすかむら)周辺の地域です。厳密には飛鳥時代の中で、大阪の河内地方や滋賀の大津地方などに宮都が移動したこともありましたが、この592~710年を飛鳥時代とするのが一般的です。飛鳥時代は日本国内で初めて、天皇を中心とした中央集権国家としての形が完成した時代でもあります。大きく分けると、以下の4つの段階に分けられます。①聖徳太子によって先進政治の導入が行われた時期②大化の改新によって国政の改革が行われた時期③白村江(はくそんこう、はくすきえ)の戦いをきっかけにして国政が強化された時期④大宝律令(たいほうりつりょう)の制定によって中央集権国家としての体制が確立。このような段階を経て、日本は国家としての体制を整えていきました。